
冬の香りとは?冬らしい匂いの例と、季節に合う香りの選び方

この記事の結論
「4-7-8呼吸法がいいと聞いたけれど、舌の位置や回数がよくわからない」「7秒も息を止めると苦しい」——そんな方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、4-7-8呼吸法は「4秒吸う・7秒止める・8秒かけて吐く」を最初は4セットまで行う呼吸法で、秒数よりも比率を守り、苦しければ速めに数えて構いません。この記事では、正しい手順と回数の目安、苦しいときの調整、研究でわかっていることと限界、効かないと感じたときの考え方を紹介します。
呼吸は、自律神経の中で数少ない「自分の意思でコントロールできる」機能です。ゆっくりと長く息を吐くことを意識すると、リラックスを担う副交感神経が優位になりやすいとされています。逆に浅く速い呼吸は、活動モードを担う交感神経を優位にしやすいといわれています。
道具が要らず、布団の中でそのまま試せることから、呼吸を整えることは手軽な入眠のアプローチとしてよく紹介されています。ただし、呼吸法の効果には個人差があり、後述のとおり研究もまだ限られています。
この呼吸法は、統合医療を提唱する医師アンドルー・ワイル博士が、ヨガの呼吸法から着想を得て考案したといわれています。
ワイル博士の手引きでは、1日に少なくとも2回行うこと、そして始めて1か月は1回につき4セットを超えないことが勧められています。慣れてきたら8セットまで増やしてもよいとされています。寝る前だけでなく、日中の落ち着いた時間にも練習しておくと、夜に手順を思い出しやすくなります。
大切なのは「吸う4・止める7・吐く8」という比率で、1秒ずつ正確に数えることではないとされています。息を止めるのがつらい場合は、比率を保ったまま全体を速めに数えて構いません。始めたばかりのころに軽いめまいのような感覚が出ることがありますが、その場合は無理に続けず、普段の呼吸に戻しましょう。
筆者のTips
最初に試した時は「7秒も息を止めるなんて苦しいのでは」と身構えたのですが、実際にやってみると思ったより自然にできました。むしろ数字を数えることに意識が向くので、余計な考え事が入り込む隙がなくなるのがよかったです。2セット目の途中であくびが出ることが多く、自分では効果を実感しやすい方法です。
4-7-8呼吸法が「吸う・止める・吐く」の秒数を数える呼吸法であるのに対し、腹式呼吸はお腹をふくらませながらゆっくり呼吸することに重点を置いた方法です。どちらも「長く吐くこと」を意識する点は共通しているため、まずは腹式呼吸で呼吸そのものに慣れてから、4-7-8呼吸法の秒数に挑戦するのもおすすめです。
4-7-8呼吸法は、秒数を数えることに意識を集中させるため、頭の中をめぐる考え事から注意をそらす効果もあるといわれています。呼吸そのものに意識を向けるこの感覚は、マインドフルネスの考え方に近いものとされ、呼吸法の効果を後押ししていると考えられています。
入眠を促す方法としては、瞑想アプリやヨガ、ヒーリング音楽なども紹介されています。呼吸法はこうした方法と違い、道具もアプリも必要とせず、どこでも今すぐ始められるのが大きな特徴です。
呼吸法を習慣にするなら、寝る前の決まったタイミングに組み込むのがおすすめです。手を洗って歯を磨き、ベッドに入ってから4-7-8呼吸法を行う、というように毎晩同じ流れにすることで、体が「そろそろ眠る時間」と認識しやすくなります。
| 呼吸法 | 特徴 |
|---|---|
| 4-7-8呼吸法 | 秒数を数えるため、考え事から意識をそらしやすい |
| 腹式呼吸 | お腹の動きに意識を向ける、初心者にも取り組みやすい方法 |
4-7-8呼吸法は即座に眠りにつく魔法のような方法ではありません。吐く息を長くすることで副交感神経が優位になりやすくなるため、何度か繰り返すうちに徐々にリラックスした状態に近づいていくものと捉えるとよいでしょう。
筆者のTips
呼吸法だけを単体で続けようとすると忘れがちなので、私は「歯磨きの後、ベッドに入ったら必ずやる」と決めて、他の習慣とセットにしています。トリガーになる行動を決めておくと、やろうかどうか迷う手間がなくなって続けやすいです。
4-7-8呼吸法を直接調べた研究はまだ多くありません。2022年に学術誌「Physiological Reports」に掲載されたタイの研究では、19〜25歳の若い成人44人を対象に、4-7-8呼吸法を行う前後で心拍変動(自律神経の働きを反映するとされる指標)や血圧を測りました。その結果、睡眠不足ではないグループで、リラックスに関わるとされる指標の変化が見られたと報告されています。
一方で、この研究は人数が少なく、測ったのは呼吸法を行った前後の短い時間の変化です。また、効果がはっきり見られたのは睡眠不足ではない人たちで、「眠れない人がすぐ眠れるようになる」ことを確かめた研究ではありません。「1分で眠れる」といった紹介も見かけますが、4-7-8呼吸法は眠りに入りやすい落ち着いた状態をつくる手助けの一つ、と捉えるのが現実的です。
4-7-8呼吸法は誰にでも向く方法ではありません。次のような場合は、無理に続けず別の方法に切り替えましょう。
呼吸法は、眠れない原因そのものを解決する方法ではありません。週に何度も寝つけない夜が1か月以上続く、日中の強い眠気や集中力の低下で仕事や生活に支障が出ている、家族から「いびきが大きい」「寝ている間に呼吸が止まっている」と言われた、気分の落ち込みが続いている、といった場合は、セルフケアで様子を見続けず、医療機関(睡眠外来や心療内科、かかりつけ医など)に相談しましょう。
関連して、下記の記事も参考にしてみてください。
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A. 考案者の手引きでは、始めて1か月は1回につき4セットまで、1日2回以上が目安とされています。慣れてきたら8セットまで増やしてもよいとされていますが、苦しさを感じたら中断しましょう。
A. 秒数より「4:7:8」の比率が大切とされているので、比率を保ったまま全体を速めに数えて構いません。それでもつらい場合は、息を止めずにゆっくり長く吐く腹式呼吸に切り替えましょう。
A. 布団に入って横になった直後など、毎晩同じタイミングで行うと習慣として定着しやすいといわれています。日中の落ち着いた時間にも練習しておくと、夜に手順を思い出しやすくなります。
A. 数を数えている途中で考え事に戻ってしまうのはよくあることです。気づいたら、責めずに数え直せば十分です。それでも頭が冴えてしまうときは、いったん寝床を離れて気になっていることを紙に書き出し、眠気が来てから布団に戻る方法もあります。
A. 慣れないうちは軽いめまいのような感覚が出ることがあるとされています。その場合はセット数を減らすか、普段の呼吸に戻してください。動悸や強い息苦しさがある場合や、呼吸器・心臓の持病がある場合は、医師に相談してから行いましょう。
A. 呼吸法は手軽に試せるアプローチの一つですが、生活リズムや寝室環境を整えることも合わせて行うのがおすすめです。眠れない夜が続き日中の生活に支障が出ている場合は、医療機関に相談しましょう。
仕事や目標に向かって走り続けている人ほど、夜になっても頭が「仕事のモード」のまま、ということがあります。呼吸を数える数十秒は、その日の自分をいったん手放して、明日に向けて切り替えるための小さな時間です。うまくできない夜があっても大丈夫。続けられる形で、自分に戻る時間を持つことを大切にしてください。
Maison Yukiの泡ハンドソープは、寝る前の手洗いという何気ない動作に、ふわりと上品な香りを添えます。呼吸法を始める前のひとときに、香りに意識を向けることで、より穏やかな気持ちで呼吸法に取り組むことができます。
「挑戦し続ける人にこそ、リセットの時間を」というコンセプトのもと、一日の終わりの呼吸を整える時間に、香りによる小さなリセットを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としており、医療的な診断や治療を目的としたものではありません。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。