
冬の香りとは?冬らしい匂いの例と、季節に合う香りの選び方

この記事の結論
疲れが溜まっているとき、アロマ(精油)の香りで少しでも楽になりたいと思っても、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、疲労回復にアロマを取り入れるときは、疲れのタイプ(体か心か)と目的(休みたいのか、切り替えたいのか)で香りを選び、続けやすい使い方を1つ決めるのがポイントです。この記事では、疲れのタイプ別に選ばれている精油と、芳香浴・お風呂・マッサージでの使い方、使う前に知っておきたい注意点を解説します。
精油の香り成分が心身に与える働きについては、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)でも紹介されています。
アロマテラピーの考え方では、香りの情報が脳の中でも感情や自律神経に関わる部分へ伝わりやすいとされています。心地よい香りを嗅ぐことで、緊張状態をつかさどる交感神経の働きが落ち着き、リラックス状態をつかさどる副交感神経が優位になりやすいといわれています。
精油は香りの成分が凝縮されているため、少量でもしっかりと香りを感じやすく、気持ちの切り替えのきっかけとして取り入れやすいアイテムです。ただし、香りの感じ方には個人差があり、同じ精油でも心地よく感じる人と苦手に感じる人がいます。
まずは「何のために香りを使いたいか」で系統を絞ると、選びやすくなります。
| 目的 | よく選ばれる精油 | 特徴 |
|---|---|---|
| じっくり休みたい | ラベンダー・サンダルウッド | 穏やかで落ち着きのある香り。就寝前との相性が良いとされる |
| 気分をリフレッシュしたい | ベルガモット・グレープフルーツなどの柑橘系 | 爽やかで明るい香り。日中の気分転換に取り入れられている |
| 頭をすっきりさせたい | ペパーミント・ユーカリ・レモングラス | 清涼感のあるシャープな香り。作業の合間の切り替えに |
| 自然な落ち着きが欲しい | シダーウッド・ヒノキなどのウッディ系 | 森林を思わせる、深みのある落ち着いた香り |
| 体を温めながら休みたい | マジョラム・ジンジャー | 温かみのある香りで、入浴やマッサージに取り入れられている |
疲労には、体を動かしたことによる「肉体的な疲れ」と、ストレスや神経の使いすぎによる「精神的な疲れ」があり、それぞれ相性が良いとされる精油が異なります。どちらの疲れが強いかわからないときは、「今、休みたいのか、切り替えたいのか」で考えると選びやすくなります。
体を動かした後の肩こりや筋肉の張り、脚のだるさが気になるときは、すっきりとした香りや温かみのある香りが取り入れられています。
| 精油名 | 特徴 |
|---|---|
| ローズマリー | すっきりとした香りで、肩こりや筋肉の張りが気になるときのマッサージに取り入れられています。頭をすっきりさせたいときにも |
| ジュニパー | すっきりとした香りで、立ち仕事や運動後の脚の重さ・だるさを感じるときの気分転換に取り入れられています |
| グレープフルーツ | 爽やかな香りで、むくみや肩まわりの疲れを感じるときの気分転換に取り入れられています |
| マジョラム | 温かみのある香りで、入浴後のマッサージなど、体をゆるめたい時間に取り入れられています |
ストレスや緊張、気持ちの落ち込みが続いているときは、ラベンダーやベルガモット、サンダルウッドなど、心を落ち着けたり気分を明るくしたりする香りとの相性が良いといわれています。頭が疲れて考えがまとまらないときは、ペパーミントやユーカリなど清涼感のある香りで、いったん気持ちを切り替える方法もあります。
どちらのタイプでも、最後は「自分が心地よいと感じるか」で選ぶことが大切です。おすすめとされる精油でも、香りが苦手なら無理に使う必要はありません。
筆者のTips
Maison Yukiの香りを設計するときに大切にしたのは、手を洗うほんの数十秒を、仕事のモードから自分に戻る「切り替えのスイッチ」にすることでした。アロマを疲れのケアに取り入れるときも、特別な時間を作るより、毎日必ず通る場面にひとつ香りを置くほうが続けやすいと考えています。
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最も手軽な使い方です。アロマディフューザーで空間に香りを広げるほか、ティッシュやハンカチに1滴たらして近くに置くだけでも香りを楽しめます。就寝前の寝室や、仕事の合間など、休みたい・切り替えたいタイミングに合わせて使います。
体が温まる入浴の時間は、香りを取り入れやすいタイミングです。精油は水に溶けにくいため、そのままお湯にたらさず、無水エタノールなどに混ぜてから湯船に加えます。数滴から始めて、香りの強さを見ながら量を調整しましょう。
精油を植物油(キャリアオイル)で薄め、首や肩、手のひらなどを軽くマッサージする方法もあります。AEAJでは、体に使う場合の濃度は1%以下を目安としています。お風呂上がりなど体が温まったタイミングに行うのがおすすめです。
ディフューザーを毎回用意するのが難しい場合は、香りつきのハンドソープやボディソープなど、すでに毎日使っているアイテムで香りを取り入れるのも続けやすい方法です。朝はリフレッシュ系、夜はリラックス系というように、時間帯で香りを分けるのもひとつの方法です。
精油は成分が凝縮されているため、原液を直接肌につけない・飲まないのが基本です。肌に使うときは必ず植物油などで薄め、初めて使う精油は少量から試しましょう。
アロマを使っても「疲れが取れた感じがしない」という声は少なくありません。そう感じるときは、次のような理由が考えられます。
おすすめとされる精油でも、好みでない香りはかえって負担になります。また、濃すぎる香りは心地よさより刺激が勝ってしまうことがあります。量を減らすか、自分が心地よいと感じる香りに替えてみてください。
嗅覚は同じ香りに慣れやすく、使い続けていると香りを感じにくくなります。香りを強くするより、使う時間を区切る、時間帯で香りを替えるといった工夫が向いています。
香りは気持ちを切り替えるきっかけにはなりますが、疲れそのものを治すものではありません。睡眠不足や働きすぎが続いているなら、まず休養の時間を確保することが先です。厚生労働省の「こころの耳」では、2週間以上眠れない状態が続く場合は医療機関の受診をすすめています。休んでも疲れが抜けない、以前と違う状態が続くといったときも、香りで様子を見続けず、医療機関に相談しましょう。
疲労回復にアロマを取り入れるときは、肉体的な疲れか精神的な疲れか、休みたいのか切り替えたいのかで香りを選びます。使い方は芳香浴・お風呂・マッサージが代表的で、原液を肌につけない・飲まないといった安全な使い方が前提です。香りは疲れを治すものではないため、休んでも疲れが抜けないときは、休養と受診を優先しましょう。まずは心地よいと感じる香りを1つ、毎日通る場面に置くところから始めてみてください。
A. 香りが好みに合っていない、濃すぎる、同じ香りに鼻が慣れているといった理由が考えられます。量を減らす、心地よいと感じる香りに替える、使う時間を区切るなどを試してみてください。ただし、香りは疲れを治すものではありません。休んでも疲れが抜けない状態が続くときは、医療機関に相談しましょう。
A. 精油やディフューザーがなくても、香りつきのハンドソープやボディソープなど、日常的に使っているアイテムで香りを取り入れることができます。まずは手軽なところから始めるのがおすすめです。
A. まずは「休みたいのか」「切り替えたいのか」目的をはっきりさせるのがポイントです。目的に合わせて系統を絞り込み、実際に香りを試して、自分が心地よいと感じるものを選びましょう。
A. 嗅覚は同じ香りに慣れやすく、嗅ぎ続けていると香りを感じにくくなります。香りを強くするのではなく、使う時間を区切ったり、時間帯で香りを替えたりするのがおすすめです。
A. 精油の種類によっては、妊娠中や授乳中、ペットがいる環境では使用を控えたほうがよいものがあります。使用前に医師や獣医師、専門家に相談してから取り入れるようにしましょう。
A. 適切な濃度・使用方法を守れば、日常的に取り入れることができます。ただし、体調に異変を感じた場合は使用を中止し、専門家に相談してください。
A. 精油は水に溶けにくいため、そのままお湯にたらすと肌に直接触れて刺激になることがあります。無水エタノールなどに混ぜてから湯船に加えると、香りが広がりやすく、肌への負担も抑えられます。数滴から始めて、香りの強さを見ながら量を調整するとよいでしょう。
疲れているときほど、休むことを後回しにしがちです。けれど、休むことは怠けることではなく、次の挑戦に向けて心身を立て直すための大切な時間です。
Maison Yukiは、「挑戦し続ける人にこそ、リセットの時間を。」という考え方のもと、香りによる心地よい切り替えの時間を、日々の暮らしに届けたいと考えています。
Maison Yukiの濃密泡アロマハンドウォッシュ「Midnight Wood」は、トップにユーカリ・ベルガモット・レモン、ミドルにヒバウッド・シダーウッド、ベースにアンバー・パチュリを重ねた香りです。ディフューザーを用意しなくても、毎日の手洗いのたびに香りを感じられます。
仕事の終わりや帰宅後の手洗いを、香りで気持ちを切り替える時間にしてみてはいかがでしょうか。
※この記事は一般的な情報をまとめたもので、医療的な診断や治療を目的としたものではありません。疲れが長く続く、眠れない日が続くといった場合は、医療機関にご相談ください。