
冬の香りとは?冬らしい匂いの例と、季節に合う香りの選び方

この記事の結論
香水やアロマでよく耳にする「シダーウッド」ですが、具体的にどんな香りかご存知でしょうか。結論から言うと、シダーウッドの香りとは、削りたての鉛筆を思わせる、ドライで清潔感のある落ち着いた香りです。ウッディ系の中でも特にシャープで洗練された印象を与え、性別を問わず人気の高い香料のひとつです。
この記事では、シダーウッドの香りの特徴や期待できる効果、代表的な使われ方、他のウッディ系との違いまでを詳しく解説します。
シダーウッド(Cedarwood)は、アトラスシダーやバージニアシダーなどの針葉樹の木部から抽出される香料です。バージニアシダーはかつて鉛筆の木軸に使われてきた木で、削った鉛筆のような、ドライで温かみのある香りが特徴です。全体に甘さを抑えたシャープな質感を持ちます。香水の世界では「ドライウッズ」と呼ばれる系統に分類されることも多く、清潔感や誠実さを演出したいシーンで好まれています。
また、つけた直後はドライでシャープな印象が際立ちますが、時間が経つにつれて角が取れ、ほのかな温かみや甘さが感じられるようになるのも魅力です。香水やルームフレグランスではラストノート(香りの終盤まで残る香り)として使われることが多く、他の香料を包み込むように長く香り続けます。
香りが心身に与える働きについては、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)でも紹介されており、アロマ環境協会の活動内容から香りと暮らしの関わりについて詳しく知ることができます。
筆者のTips
Midnight Woodでは、シダーウッドをヒバウッドとともにミドルノートに置いています。香水の解説ではラストノートの香料として紹介されることが多いシダーウッドですが、どの段階に置くかは調香によって変わります。香水やハンドソープの香調を見るときは、「シダーウッドが入っているか」だけでなく、前後にどんな香りが組み合わされているかも一緒に見ると、実際の印象をつかみやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Cedrus atlantica(アトラスシダー/アトラス杉) |
| 科名 | マツ科 |
| 花言葉 | たくましさ |
| 抽出部位 | 木部 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 香りの強さ | 中程度 |
| 香りのタイプ | ウッディ系 |
| ノート | ラストノート |
| 主な産地 | モロッコ |
| 主な芳香成分 | β-ヒマカレン、α-ヒマカレン |
| 注意事項 | 妊娠中・授乳中の使用は控える。てんかんの持病がある方は使用を避ける。 |
上記は代表的な「アトラスシダー」の情報です。市場では、ヒノキ科の針葉樹から採れる「バージニアシダー(Juniperus virginiana)」もシダーウッドとして流通しており、主成分はセドロールが中心となるなど、アトラスシダーとは植物の種類・科名・香り成分が異なります。製品を選ぶ際は、どちらの樹種が使われているかを確認すると、香りの印象の違いを理解しやすくなります。
森林浴に近い落ち着きを感じさせる香りとして、リラックスしたいときや集中したいときの香りとして取り入れられています。
ウッディ系と一括りに言っても、香料によって印象は大きく異なります。
| 香料名 | 香りの特徴 |
|---|---|
| シダーウッド | 削った鉛筆のようなドライで清潔感のある香り |
| サンダルウッド(白檀) | 甘く柔らかいミルキーな香り |
| ヒノキ・ヒバ | 和のイメージが強い、すっきりとした清涼感のある香り |
シダーウッドには「アトラスシダー」や「バージニアシダー」など産地・樹種によっていくつかの種類があり、それぞれ微妙に香りの印象が異なります。単体では落ち着いた木の香りですが、ラベンダーとブレンドすると、フローラルな華やかさが加わりやすくなるといわれています。
サンダルウッドとの違いは、香りだけでなく原料の木や使い分けまで、関連記事「シダーウッドとサンダルウッドの違いは?」で詳しく比べています。
香水の説明に「シダーウッド」と書いてあるとき、多くの場合それはラストノート(ベースノート)、つまり香りの土台です。つけた直後に前に出るのはシトラスなどのトップノートで、シダーウッドは時間がたつほど感じやすくなり、香り全体を長く支えます。そのため、シダーウッドの香水の印象は「何と組み合わされているか」で大きく変わります。
| 組み合わせ | 香りの印象 |
|---|---|
| ベルガモット・レモンなどのシトラス | 清潔感のある爽やかなウッディ。日中や仕事の場でも使いやすい |
| ラベンダー・ハーブ | すっきりとしたハーバルウッディ。甘さが少なく軽やか |
| ヒノキ・ヒバ | 森林や木造の建物を思わせる、和の雰囲気のウッディ |
| アンバー・バニラ・ムスク | 甘く温かみのあるウッディ。秋冬や夜に向く |
| ペッパーなどのスパイス・レザー | 力強く大人っぽいウッディ。メンズ向けの香水に多い |
試すときは、ムエット(試香紙)で最初の香りだけを見て決めないのがポイントです。シダーウッドが本領を発揮するのはラストノートなので、可能なら手首などにつけて30分〜数時間後の香りまで確かめると、「思ったより甘い」「重い」といった買ってからのずれを防げます。
シダーウッドの香りを取り入れる方法は、精油・香水・お香の3つに大きく分けられます。ドライで清潔感のある香りだからこそ、選び方次第で印象が大きく変わります。
シダーウッドの精油には、削った鉛筆のようなドライでシャープな香りが特徴の「バージニアシダー」と、甘みのある、やわらかく温かい香りの「アトラスシダー」があります。ラベルに産地や学名が明記された製品を選ぶと、好みの方向性を選びやすくなります。
清潔感を重視するならシトラス系との組み合わせ、深みを重視するならムスクやアンバーとの組み合わせを選びましょう。シダーウッドの香りが重く感じる、「おじさんっぽい」と言われないか心配という方は、シトラスやハーブと合わせた軽めのもの、濃度の低いオードトワレやオーデコロンから試すと取り入れやすくなります。
木の香りをそのまま楽しみたい場合は、香料を加えずシダーウッドチップをそのまま使うタイプがおすすめです。書斎や寝室など、集中したい・落ち着きたい空間との相性が良い香りです。
シダーウッドの精油を肌に直接使用する場合は、必ずキャリアオイルなどで希釈し、はじめて使う際は二の腕の内側などでパッチテストを行うと安心です。妊娠中の方や敏感肌の方、小さなお子様やペットがいるご家庭では、使用前にかかりつけ医や専門家に相談することをおすすめします。
シダーウッドは、削った鉛筆のようなドライで清潔感のある、ウッディ系の中でもシャープな印象の香りです。単体でも、他の香りと組み合わせても使いやすく、書斎やリラックスタイムなど幅広いシーンに取り入れやすい香料といえます。
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A. 削りたての鉛筆を思わせる、ドライで清潔感のある落ち着いた香りです。甘さを抑えたシャープな質感が特徴で、ウッディ系の中でも特に洗練された印象を与えます。
A. サンダルウッドは甘くミルキーな質感の香りなのに対し、シダーウッドは削った鉛筆を思わせるドライでシャープな香りと表現されることが多く、同じウッディ系でも印象は大きく異なります。
A. 製品によっては、シダーウッドにバニラやアンバーなどの甘い香料が加えられ、想像より甘い印象になることがあります。ドライでシャープな香りを求める場合は、「シダーウッド単体」に近い、香料の配合がシンプルな製品を選ぶか、購入前に成分やレビューを確認するのがおすすめです。
A. シダーウッドの香りは虫が苦手とする成分を含むといわれており、クモなどの忌避に用いられることがあります。ただし効果には個体差や環境差があり、確実な忌避効果を保証するものではないため、他の対策と併用することをおすすめします。
A. 精油は揮発しやすく、香りが早く消えやすい性質があります(肌に使う場合は必ずキャリアオイルなどで希釈してください)。香りを長く楽しみたい場合は、香水として調香された製品や、ラストノート(香りの土台となる部分)にシダーウッドが使われている香水を選ぶと、香りの持続時間を伸ばしやすくなります。
A. 多くの香水でシダーウッドはラストノート(香りの土台)に使われるため、つけた直後よりも、30分〜数時間たってからドライで落ち着いた木の香りとして感じやすくなります。最初の印象はトップノートの香料で決まるので、組み合わせ(シトラス、アンバーなど)も一緒に確認すると選びやすくなります。
A. 重く感じやすいのは、スパイスやレザー、濃い甘さと組み合わされたタイプです。シトラスやハーブと合わせた軽めのもの、濃度の低いオードトワレやオーデコロンを選び、つける量を1〜2プッシュに抑えると、清潔感のある木の香りとして取り入れやすくなります。
洗練された木の香りは、気持ちを引き締めたい場面にも、リラックスしたい場面にも寄り添ってくれます。
Maison Yukiの『Midnight Wood』も、シダーウッドとヒバウッドを中心にした、性別を問わず使いやすいウッディな香りのハンドウォッシュです。
シダーウッドのような落ち着いた木の香りは、慌ただしい一日の中でふと立ち止まり、心を整える助けになります。挑戦を続ける人ほど、こうした静かな時間が必要です。「挑戦し続ける人にこそ、リセットの時間を。」——Maison Yukiは、香りを通じて、また次の一歩を踏み出すための小さなリセットを届けたいと考えています。
Maison Yukiの濃密泡アロマハンドウォッシュ『Midnight Wood』は、ユーカリ・ベルガモット・レモンの爽やかなトップから、ヒバウッド・シダーウッドのミドル、アンバー・パチュリのベースへと移る香りです。特別なアロマグッズを用意しなくても、毎日の手洗いのたびにウッディな香りを楽しんでいただけます。
濃密泡アロマハンドウォッシュ『Midnight Wood』は、Makuakeにて2026年11月29日まで先行販売中です(お届けは12月中旬予定)。
シダーウッドは『Midnight Wood』のミドルノートに使われている香りです。